睡眠障害に社会の理解をのTOPに戻る


昼寝にも役割がある

ストレス解消には、疲労回復にもつながる適度な昼寝がよいようです。
フィリピンやスペインといった国では、昼寝が習慣化されています。忙しい日本人やアメリカ人のように昼寝の習慣がない人々と、昼寝の習慣がある人々を比べると、ストレスのかかり方が違っているようです。

動物はどうでしょうか。一番身近な動物である犬や猫も、毎日とてもよく眠っているようです。
とくに食後は、横たわって眠るようです。
これらの動物同様、人間にも昼寝をする遺伝子が備わっています。

適度な昼寝の時間はだいたいどのくらいでしょうか。
30分以上だと長すぎるようです。15分から20分くらいが望ましい時間で、それ以上になると熟睡に入ってしまうために、気持ちよく目覚めることが難しくなります。
無理に起きることにより、かえってストレスを感じたり、寝不足している状態と同じような状態に陥ることもあります。

では昼寝で熟睡を避けるためにはどうしたらよいでしょうか。
昼寝の少し前に、カフェインが入っている飲料(紅茶・コーヒー)などを摂取するとよいようです。
カフェインを摂取しておけば、昼寝から目覚める頃にカフェインの効き目が現れて、気持ちよく目覚めることができるようになります。
一番よいのは、昼食後にコーヒーか紅茶を飲み、その後10分ほどのんびりと過ごしたあとで15分から20分くらいの仮眠をとることです。
昼寝の時間は午後3時までといわれています。それよりも遅くなると、夜寝つきが悪くなることがあります。

適度な仮眠をとることは、その後の作業効率をあげたり、血圧を安定させたりする効果があり、いろいろな活動の質を高めることに繋がります。
昼寝の時間をもつことができるならば、なるべく毎日とるようにするとよいでしょう。
昼寝をしたり、しなかったりという生活では、かえって夜の睡眠サイクルに悪影響を及ぼしてしまいます。
昼寝はアルツハイマー病にも影響があります。昼寝をする人と昼寝をしない人を比較すると、昼寝をする人のほうがアルツハイマー病を発症しないというデータがでています。

関連コンテンツ

睡眠薬服用における注意点

睡眠薬を服用することはさほど珍しいことではありませんが、注意しなければならない点があります。 基礎疾患(高血圧・糖尿病など)を抱えている人は、通常なんらかの投薬治療を行っています。その上に睡眠薬を服・・・

一過性の不眠がもたらすもの

睡眠障害(不眠症)には、一過性の不眠と慢性的な不眠があります。 一過性の不眠とは、一時的なもので、数日〜数週間程度続くだけで、長引くことのない不眠のことです。 一過性の不眠の原因はさまざまです。 不・・・

睡眠障害に睡眠薬?

5人に1人の人が、睡眠障害に悩んでいるとの報告があります。 親類縁者・学校・職場・近所などの人間関係によって、過度のストレスを抱え、不眠などの睡眠障害を起こしてしまうことがあるのです。 現代の日本社会・・・

快適な睡眠方法

夜の作業は睡眠だけではありません。友人・知人との電話、ゆったりとしたテレビを見る時間、お風呂に入る、などの多くの作業があり、眠ろうと思ってはいてもなかなか早くベットに入ることは難しいものです。 せっか・・・